散財ツアー 2014年10月 その3

えぇ、昨日散財報告したばかりですが・・・。
 
でもたぶんこれは散財にはならないでしょうね。ワタクシ、自信があります!
 
前から思っていたんですが、釣りをする人にとって釣り具って、ただの道具では無い気がするんですよ。いや、まぁ、傍から見ればただの道具なんですが・・・。
 
その、手に入れるタイミングというか、一期一会というか。
 
今回はまさしくそんな感じでした。
 
前回購入したフリームス兄弟のラインをCaスティングH王子店に買いに行ったんですが、たまたま オフィスユーカリ の商品説明会をしておりまして。
 
今治のジャッカルさんのボートを見た時もそうなんですが、なんか最近、その道の方々を偶然見かける事が多くなりました。まぁ、釣り場や店に行く事が多くなったので当たり前ではあるんですが。
 
商品説明会ですから、代表の石川優美子さん、テスターの荻田春樹さん等いらっしゃいまして。そんな事も知らずに、あれっ?オフィスユーカリってジョーカーのメーカーじゃなかったっけ?と思い、覗くと、しっかりあります! 即座に、
 
「ちょっと触らせてもらっていいですか?」
 
ともう一人のお姉さん(Acoさんだったのでしょうか?)に。
この時点では買うつもりは全くありません。
ただ、初めて、店舗でのジョーカー61を触ってみたくて・・・。
 
軽く振ってみると、
 
makoのジョーカーと全く違う!
 
なんか、根元の方からしなるし、竿の弾力もビシッっていうより、しなやか。
ヘタってるとは違う感じなんですが・・・。
 
makoのジョーカーで釣った時は、ビシッと固めなのに軽いルアーも投げ易いし、魚が掛かるとしっかり腰のあるしなやかさで、でもやっぱりトップからククッっていう
感じで、と思っていたんですが、このジョーカー、もっと、なんていうか、全体的に曲がるっていうか。でも、ゆらゆらしてる訳では無くて・・・。んー、
 
芯の残ったパスタ?
 
モデルが違うのかと思い、お姉さんに、
 
「ジョーカー61って1種類しかないですよね?」
 
と確認すると、
 
「えー、えー、確かそうですけど・・・、あ、ハルキさん!」
 
と、傍にいらっしゃったハルキさんにタッチ。すると、ちょっと鋭い目で、
 
「お客さん、管釣り始めて何年位ですか?」
 
と聞かれたので、
 
「いやー、一年目で。たまたま友人がジョーカーを持ってて、釣らせてもらった事がありまして。で、すごく自分の釣りに合っている感じで良かったんですけど」
 
「こちらを振ってみて下さい」
 
と売り物の方のジョーカーを手渡されました。
 
「あれっ?あーこれだ!」
 
そう、makoのジョーカーとほぼ同じ感触です。
 
「全然違うでしょ?でもこれ、全く同じロッドですよ」
 
「?!?!?」
 
詳しく説明すると長くなりますので、要約すると、このジョーカー、
使い手の釣り方によって変化するそうで。
 
いや、理屈は分かりますよ。ロッドだって長年経てば素材も変化するでしょう。もちろん、癖も付くでしょう。でもね、今まで 半信半疑 だったんですよ。
 
ハルキさんによると、3年もルアーを投げて魚を掛けてると確実に
自分の使い方に合った 硬さ、柔らかさ、しなり具合になるそうです。
使う人が違えば、しなり始める場所さえも変わってくる。
 
曰く、「ロッドが使う人の釣り方に歩み寄ってくる」との事。
 
安価なロッドはそこまで行く前にヘタってしまうそうですが、
ジョーカーはそういう風に変わる事を前提として作られているそうです。
 
ちなみに、展示してあったロッドは石川さんが普段使用しているもので、
やはり、実際に使い込んでいた訳ですね。

しかし、こんなワタクシにさえ、はっきりわかる程だとは・・・。
 
恐るべし、高額ロッド!
 
「新品を使って釣って、これイイ!と感じて頂けたなら、絶対お勧めします。でもジョーカーのこの感じはちょっと・・・という人もいるんですよ。そういう人は馴染む前に使わなくなって、手放しちゃう。でも、今、イイ、と感じているのなら、使い続けますよね? そうすれば間違い無く、今以上に使いやすく変わっていきます」
 
見事なセールストークです。
 
結果、
 
イメージ 1
INTERCEPT JOKER 61
 
イメージ 2
買っちゃいました
 
所有欲を満たし、高額だけど事前に実釣しているという安心感もあり、久しぶりの
 
カ・イ・カ・ン♪
 
その後、ハルキさんにジョーカー61の得意分野、ランディング時の注意、その他いろいろと小一時間程、ご説明頂きました。
 
さらに、フェイスブックで友達になりましょう、場所は何処にいかれますか?、ジュネスとかですか?今度、ポンドでお会いしたら僕のジョーカーを使ってみて下さい、また全く違うロッドですから!なんて・・・。
 
セールストークとは思えど、ありがたい事です。
 
で、
 
イメージ 3
どうしろと?
 
今度発売される新ルアー(の着色前?)を頂きました。
金色の方は刻印もありません。裏面にマジックで重さが書いてあります・・・。
これ、判る人には涎モンなのでしょうか? ←猫に小判、豚に真珠ってヤツ?
 
まぁ、ワタクシの大好きな金(ブラス?)と銀なんですが・・・。
とある店舗で見た、”自作用MIU” と同じです。
 
ハルキさん曰く、放流用のルアーですごく暴れますけど、それが良いアピールになるんです!ぜひ巻いてみて下さい、との事でしたが、
 
恐れ多くて使えません。
 
それはともかく、管釣りシーズン到来ですからね。早速行きましょう。
あぁ、その前に、これに合わせるリールも買わなきゃいけませんね。
アルテぢゃ、ちょっと・・・。
 
それと高価なジョーカーを散々貸してくれて、ワタクシのアルテまで付けさせて
くれたmakoにもお礼。実釣が無ければ絶対に購入してませんわ。
ホント、アリガトなっ!
 
 
しかし、オレみたいなオチャラけ管釣り野郎がこんなロッド、持っていいのか?
という一抹の不安が。
 
タックルボックスカ○ンズで千円の工具箱ではダメですか?
ロッドスタンドもガンダムではダメですか?
Xスティックは使っちゃダメですか?
 
 
・・・・。
 
 
少なくとも、もう、
 
お昼寝はダメですね。