散財ツアー 2016年12月 その2

昔々、日本には立派な方が数多くいらっしゃっいました。
安田財閥の創業者で、大正時代に国家予算の8分の1の巨富を築いた安田善次郎さんも
その一人でしょう。
国家予算の8分の一というとんでもない富を築いたこの方は言う事も違います。

「勤倹貯蓄実行の骨髄は、自己の欲望を抑制し、己に克つことにある」

全く、その通り!

己の欲望に克たなければ人生に勝つ事など出来ません!





えぇ、

ワタクシの人生、すでに負け組ですから。

いえ、ホラ、ワタクシ、ストラディックCI4+についていろいろ言ってたぢゃないですか。造りがウンヌン、巻きがウンヌン、Gフリーボディは重いウンヌン、と。

でもですね、

S○Xをした事の無いドーテークンはS○Xについて語れない。

クイックレスポンスシリーズについて語るならば、その最高峰を使わずにして、
あーだ、こーだ、と言う資格が無いのでは、と。

実際、これ買っちゃうと、言い訳はどーでもいーですわ・・・。

まずは体重測定ですね。

イメージ 2
ボディとスプール

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ドラグとハンドル

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本体

SHIMANO】16vanquish C2000S
ボディ:113.7g
Spool :21.5g
ドラグ:5.9g
ハンドル:16.8g
カタログ自重:155g 実測自重:157.7g

ん・・・?

正直、クイックレスポンスシリーズの頂点のリールでカタログ自重が
2.7gのサバ読みはどうかと思いますね!

そりゃ、グリスの重さは入ってません、とかスプールの保護シールも取らないと、とか言い訳は幾らでも言えると思いますが。

まるで、

純増2.5枚!(ボナ含む)

とかと同レベル・・・。

重量だけで言えば12レアニウムと大差がありません。

SHIMANO】12RARENIUM CI4+ C2000S
ボディ:106.5g
Spool :29.2g
ドラグ:5.8g
ハンドル:23.5g
カタログ自重:165g 実測自重:165g

いや、このまま使えば7.3gの差なんですが、Wハンをつけると、ヴァンキッシュの軽さを支えているハンドルの重量が同じになるので、実測で0.6gしか違わない。
マイクロスプーン1個分です。

なんて、購入早々、思いっきりグチってますが、これも愛のムチ。
まぁ、ムチは使われる方が好みではありますが。

ストラとレアニウムの2500を買った時におよそ分かってましたしね。
やはりGフリーボディの重量はいかんとも。でも今回はベアリングの数も、ボディ素材も違いますし。それでこの軽さはすごいと思います。

さらに、これははっきりと分かりますが、持って回した時のしっかり感。
トーシロのワタクシでさえ、レアニウムとは明らかに違いが分かります。
いや、値段の違いの思い込みでは無いですよ、マジで。

そしてこれも感覚が結構違うマイクロモジュールギア。
これは以前、店舗で巻いた事があるので、知ってはいましたが使っていれば、慣れるのでしょう。正直、自分も2000番でこれ以上軽さをうんぬん言ってもあまり意味が無いと思っているので、あとは実釣での感じでございます。

やっとジョーカーの値段に相応しいリールを付けられますね(笑)

ちなみに自己弁護をしておくと、安田善次郎さんはこうも言っております。

財産はいくら積んだとて、あの世へ持って行けるものでもない。

こちらの方をワタクシの座右の銘にしようかと。

コスパで言ったら当然、アルテ、レアニウムが良いですが、釣りの魅力って、いろいろありますものね。

ホラ、釣れなくとも、

「オレはこの大自然の中に身を置く事がいいんだ!」

とか、

「水と空気と緑との対話が釣りの醍醐味!」

とか。



そう、釣りの魅力の大きなファクター、

自己満足

の世界へ足を踏み入れたワタクシ!

次は2500Sですね(爆)